『髑髏城の七人~Season鳥~』

観て来ました。

劇団☆新感線
髑髏城の七人~Season鳥~
20170701_トリドクロ

前回、ハナドクロは
劇場中央エリアやや左寄り。
今回は中央エリアほぼ中央ですが若干後ろ列。
役者さんの表情が見えそうで見えない
ギリギリの席。
周りの方がいかにも「観劇慣れ」しているっぽい方で
マナーとかも非常によろしかったため
上演中にイライラすることゼロ。
久しぶりに集中して観れましたわ。

ハナドクロと比べて
スクリーンの使い方&座席回転の難易度が
増してた気がしました。
ハナドクロの時は「あ、回ってる」と気付きましたけど
今回はスクリーンとの合わせ技で
いつ回ってるのかほぼ気付かず。
ぼんやり見てると
浮遊感とともに体持ってかれそうな感覚も。
しっかり気ぃ保ってないと
弱い人はクラッときそうです(笑)

マチネだったので
帰りはバスに乗ってみたら
これが超満員!
ウチはギリギリ乗れましたが
ウチの後ろの人は次のバス待ちでした…。
あと劇場のトイレは相変わらず長蛇の列。
休憩時は20分じゃ戻れません。
二幕開始はトイレ待ちで遅れてました。

以下、レビューというほどではありませんが
私的感想&ネタバレありです。
これからご覧になる予定の方は
自己責任でお願いします。






























主要キャスト

捨之助…阿部サダヲ
無界屋蘭兵衛…早乙女太一
天魔王…森山未来
極楽太夫…松雪泰子
贋鉄斎…池田成志
沙霧…清水葉月
兵庫…福田転球
少吉…少路勇介
渡京…粟根まこと
狸穴二郎衛門…梶原 善






(以下、役者さんの敬称ほどほどに略)

主要キャストで役名が変わってるのは
粟根さんだけ…かな。
ハナドクロでは磯野さんがお演りになった
『手のひら返し』の裏切り三五が
今回の渡京(ときょう)。
親友はソロバンくん(名前付いてたけど忘れた)(笑)

ハナドクロとの違いですが
ストーリーは同じ。(当たり前だ)
設定が若干、ホントに若干変わってたのと
セリフ&場面に少々カットあり。

兵庫を連れ戻す設定で表れたのは
ハナドクロでは「父親」だったけど
今回は逆。
兵庫が「おやじ」で連れ戻しにくる「息子」が少吉。
そのせいか登場のシーンも少々変更。

直前に公式の
サダヲちゃんが「捨」と書かれた腹がけをして
歌っている写真がupされてるのを観て
「…ネタもの?」と動揺したんですけど(笑)
前半は歌あり踊りありで、なんていうか…
ある意味新感線らしい「ゆるさ」が(笑)

演目が「髑髏城」ですから
このゆるさは賛否両論あるんでしょうけど
ハナドクロのキャストでは無理な演出だよなーと
なんだか納得。
ワタシは好きでしたねー。

無界屋蘭兵衛役の早乙女クン。
ハナドクロが「黒の蘭兵衛」なら
トリドクロは「白の蘭兵衛」。
白銀の髪をなびかせ
裾に赤い彼岸花の入った白い着物を
流れるようになびかせる殺陣は
力が入ってる様子が全く見えず
美しいの一言。
この人と同じ板で殺陣をやらなきゃならない役者さんは
「頑張ってる感」が出てしまうので
気の毒ですわ…。

未来くんの天魔王はワカドクロ同様、
壊れかけ感が不気味なキャラ。
ハナドクロの成河さんは
近寄りがたい不気味さだったけど
トリドクロの天魔王は
微妙にお茶目っぽい感を醸しだしつつも
壊れかけと紙一重、みたいな。
歌う場面もありましたが
天魔王が歌うってなんか…(笑)

一番拍手が多くて人気者だったのは
ナルシさんの贋鉄斎。
いやー…肋骨、大丈夫なんだろか…。
素材何か知らないけど
結構みんなマジで叩いてたような気が
てかナルシさん歌上手いのね!
初めて聞きましたよ。

そしてサダヲちゃんの捨之助。
どうしても前2回がオグリ捨之助なので
年齢ゆえの殺陣の切れの悪さが(涙)
でも声量とセリフの聞きやすさはさすが!
あと、あんだけ動いてるのに
息の乱れを感じさせないセリフ回し。
髑髏城で沙霧を逃がすため
殺陣の合い間にセリフを言うシーンがあったんですけど
息苦しさを全く感じさせませんでした。さすが!

ただ「髑髏城の七人」でお尻丸出しの腹がけ姿…
あれはサダヲちゃんしかできませぬ。

極楽太夫の松雪さん。
ハナドクロのりょうさんは
セリフ回しが柔らかくて
とても女らしい太夫でしたけど
松雪さんの太夫は激しくて
一番人間らしい人というか。

ラストの、蘭兵衛を撃ち殺すシーン。
「来い!!太夫!!!」
「蘭兵衛~!!!!」
という最後の絶叫が凄まじかった…。
遺体に寄り添って離れない太夫を観て
髑髏城で初めて涙目になりました。




気付いた限りで
ハナドクロからカットされてたシーンは

・髑髏城で捉えられた捨之助が
 天魔王のマスクを付けさせられる一連のシーン
・沙霧の父親と祖父が目の前で殺されるシーン

まだ何かあった気がするけど思い出せん。。。

ハプニングは2つ。
兵庫の前に表れた少吉を誤魔化そうと
慌てて一緒に退場するシーン。
セリフの多いシーンでテンパったのか
兵庫役の転球さん、舞台裏へハケながら


「俺は髑髏党を幸せにしてやる~!!!!」


…あまりに自然で一瞬気付かず。
しかし


サダヲちゃん「…髑髏党を幸せに?」


爆笑。

続いてのセリフだった
早乙女蘭兵衛。
堪え切れずちょっと笑っちゃってた(笑)

もう1つはカテコ。
2回目のカテコの後、拍手のリズムが
カテココールではなく、普通の拍手。
しかも微妙~~に弱い。
で、照明も付いて、アナウンスも流れて
出口に向かう人もチラホラ出て
終わりだねーの雰囲気の中でも
微妙~に弱い拍手が鳴りやまなかったから
きっとカテコの出も迷ったんではないかと。
結局3度目のカテコになった…んですが。

主要キャストが最前列に並んで…あれ?
太一クンいない?

明らかにあれ?あれ?で待ってる的な
サダヲちゃん達と微妙な間。
明らかに長すぎる拍手が弱まった時に
サダヲちゃんがマイクで


サダヲちゃん「あの、太一クンがもう次の準備に入っちゃって(笑)」


爆笑!
早っ!早いな早乙女太一!!!
そこへヅラを直しつつ走ってくる蘭兵衛(笑)


サダヲちゃん「じゃあ太一くんから一言(笑)」

太一クン「いやでもマイクもないし…(地声)

サダヲちゃん「じゃあオレの貸すから」


サダヲちゃんの左耳にセットされてたマイクに
顔を近づけた太一クン


太一クン「みなさん、今日はありがとうございました(笑)」

大喝采(爆)



一幕は歌あり、踊りあり、笑いあり、ユルさありですが
二幕、特に髑髏城での戦いからは
笑いもほどほどで(ナルシさんが引き受けてた)
見ごたえがありました。
正統派、というか
シリアスではハナドクロなんでしょうけど
自分、あまり役を読み解くタイプではないので
感情にストレートに訴えてくれる今回の方が
楽しかったです。

次はカゼドクロか…。
フライヤー、初めて観ましたけど
マツケンなかなか似合うやんけ、と(笑)
岸井ゆきのさんの沙霧が楽しみです。
(マツジュンやってたドラマに出てた)

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